ストレッチは、それだけで消費するカロリーは20分で約27kcalとわずかですが、けがの防止や運動の効果を上げるために欠かせません。
例えば肩や腰、股関節などの柔軟性が低下している状態で歩くと、腕振りが小さく、歩幅も狭くなるので消費カロリーは少なくなってしまいます。
年齢を重ねるとともに、柔軟性は低下しやすいので、ストレッチを日々の習慣にするのがおすすめです。
効果的に行うポイントは3つです。
1.呼吸をとめない
2.反動をつけない
3.ゆっくりじっくり伸ばす
運動の前後以外でも、お風呂上りや仕事の合間、朝起きた時に布団の上で行うのもおすすめです。
肩こりや腰痛の予防にはもちろん、からだの疲れをとり、気分転換にもなりますよ。
初めてでも続けやすい、寝転んでできるストレッチを2種類ご紹介します。
「ひざ寄せ」
1. 仰向けに寝る。
2. 右ひざを抱きかかえて、胸に引き寄せ、10秒保ち、元の姿勢に戻ります。
3. 左も同様に行います。
「片足伸ばし横曲げ」
1. 手の甲を上向きにして、左右に広げます。
2.左足は伸ばしたまま右足のひざを曲げ左に倒すように腰をひねります。この状態で10秒保ち、元の姿勢に戻ります。
3. 左も同様に行います。
このストレッチを毎日続けると、いつもの通勤や、階段を上る時などのからだの動きが軽快になりますよ!